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2017-06

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京都国際マンガミュージアム感想記

「マンガ本の壁」140m、京都に博物館オープン

京都国際マンガミュージアム

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 はい、というわけで京都在住者として初日に行ってきました。消息筋から割引券も手に入ったことですし。以下、つらつらと箇条書きで纏まりの無い感想文などを。

・交通手段は地下鉄烏丸御池下車→烏丸御池の交差点の北西側を上ればすぐ。自転車は若干は置ける模様ですが、京都の中心部なので車とかで来るのはあまりお勧めできません。駐車場を求め、ぐるぐると一方通行の迷路を彷徨い続けるがよいわー! とかいうことになっても知ったことではないですので。

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・建物は廃小学校(明治2年開校の、我が母校などと並ぶ日本最古クラスの小学校(龍池小学校):建物自体は明治ではないですが)を改装したもの。工事中は校庭跡も砂地のままで小学校小学校していましたが、今は全面芝生が植えられて私内の小学校のイメージからはだいぶ離れています(なんか最近都心の小学校で校庭芝生化とかするとかしないとかいう話ですが、そんなもの昭和生まれには縁のない話だったのですだ)。なお、館内禁撮影なので、以下は写真とか一枚もありません。あしからず。

・もっと一杯並ぶかと思いましたが、オープン時に並んでいたのは50人も居なかったかなあ、程度。開館15分前に集合した私と友人二人が大体20人目くらいですね。その後もずっと、そんなに混んでませんでした。なお、記念すべき一人目の方はオープンの時になんか記念品貰ってました。

・建物は上述通り元小学校校舎なので、そんなに大きくはないです。メイン常設展示と思われる「マンガコレクション」は、その元校舎のあちこちの壁面に配置された本棚に「少年漫画あ行~た行」「少女漫画あ行~さ行」などという風に分類されて分散配置されています。よって、一見して「漫画の壁がっ!漫画だらけっ!」というイメージは受けません。むしろ、「館内の何処に行っても漫画がある」というイメージ。それはそれで驚異ではあります。

・品揃えの方は…20世紀に関してはなかなかのものではないかと。逆に言えば、仕方がない側面もあるとはいえ最近(21世紀に入ってから)出た漫画はまだ収集しきれてないなあ、というか(例:ヒカ碁はあってもデスノートは無かった気がする、ラブひなはあってもネギまの日本語版はあったっけか?-いや、一つ一つの棚をしっかり見たわけではないので、実はあったのかもしれませんけど)。
 揃い方に関しては、同じ作家でも代表作が無くてそれ以外があったり(小林源文まで入ってるのに黒騎士物語はないとか)、巻数が揃ってなかったりは当然のように(かと思えばこち亀は2セット以上あったような…?)。というか巻数不揃いが当たり前な感じなので…その、若干「どっかのブックオフが閉店するときに在庫を貰ったんだろうか」とか、そういうことも思ってしまったりする程度に、適当感が漂ってることはちょっと否めないかなあ、とも。

 あと、少年漫画、少女漫画に比べて青年漫画はやや弱い印象があります。そもそも展示スペースが少ないっぽいですし。角川エース・メディアワークス系はじめ、いわゆる萌え系は上述通り近年局所的に流行しているに過ぎないものだからか、「あまりにてーぞくであつめるかちなし」なのか、これもまたそんなに無い感じ。嫌ですけどね、オタに媚売ってそんなんばっかり蒐集されても(私見では単に最近の流行に過ぎないから蒐集作業が追いついていないだけという気がしますが)。

・地下の資料室には鳥獣戯画なんかの他、ジャンプ、マガジン等の本誌が大量に並んだ書架がズラーッと奥の遠くのほうまで並んでる姿がガラスケース越しに見えます。単行本は残しても本誌なんか3ヶ月に一度くらいの割合で古紙回収に出す人が絶対的多数と思われるわけですが、残ってるところには残ってるものなのですね。黄金期ジャンプ本誌の背表紙が一年分くらい(そんなになかったかも)集められていると、これは感動します。すげえ、毎号毎号背表紙を飾ってるのが全部名作と言って差支えがない…

・これもガラスケースの中ですが、メインギャラリーには「日本の漫画雑誌の創刊号」が昭和50年代くらいまで年代別に展示してありました。マガジン・サンデーの創刊号と現在の分厚さの差(初期は今の分厚めの同人誌より薄かった)に感動したり、表紙の長嶋茂雄(サンデー)に時代を感じたり。へー、LaLaってこんな昔からあったんだなーとかも。なんとなく90年代創刊かと思ってました…

 見ていて気づいたのですが、とある年代までの間、どの雑誌の創刊号にもさいとうたかをか赤塚不二夫か藤子不二雄、もしくは手塚治虫のうち最低二人の名前が見えるような…仕事しすぎです先生方…

・戦前の風刺漫画のセンスはこう、なんというか、すげえ。「○○ポンチ」を右読みで堂々と表記してしまうところも…ってそれは現代人の視点から過去の歴史を否定的に評論する愚考ですけど。

・現在やってる展示は「世界のマンガ展」。世界各国のオリジナルマンガ、日本作品の翻訳を展示しています。以下、この点について適当に細目を立てて。

 -ゆびさきミルクティーって北米で出てるんすか…い、いいのかなあ…

 -ジャンプ公式翻訳版(英語だっけか)において、HUNTER×HUNTERは本誌連載時のクオリティーの「ままで」訳されてました。どこかで見た手抜き具合。
 …まさか、絵コンテ状態の回もこのまま訳したのか…?

 -規制が厳しい国(インドネシアとかマレーシアとかの方)において、ドラえもんやらんまの入浴シーン等が修正されて翻訳されていることは概ねご存知かとは思いますが、修正箇所に付箋を貼った中文版が展示されていたりして何処が直されてるか一目瞭然になっています。このらんま、乳首並びに局部をマジックで塗りつぶしただけというぞんざい極まりない修正が施されているわけですが、何気に一箇所修正漏れがあったりして笑いました。思わず「あ、修正漏れ」と呟いて係員の人に「気づかれましたか」とかニヤリとされたり。恥ずかしすぎる…

 -台湾・韓国・中国本土の一部はオリジナルと言ってもいわゆる「日本式」の漫画が結構多かったですね。その反対に香港の劇画はヤバいです。何がヤバいって東方不敗を100倍くらい濃くした絵柄の親父キャラが大量に出てきて、暑苦しすぎる激闘を繰り広げるフルカラー劇画ばっかり…これが、功夫街都香港か…
 中国本土の方では、伝統形式の漫画の中に毛沢東語録だか抗日戦争だかに挿絵をつけたと思われる、全面軍服着た人たちがなんかやってる古くて小さな本があって、一冊欲しくなりました。共産圏万歳。

 -各国の漫画を並べて思うのは、「日本の単行本って分厚いなあ」ということ。同行した友人二人のうち、同人誌とかそんなに知らない方はことに「外国の漫画は薄いね」と感想を漏らしておりました。
 …「そうだねえ、まあ薄い漫画なんか見慣れてるけどねえ」と口走った私を超冷たい目で見るなコラ。

・ミュージアムショップの品揃えは正直微妙だと思います…

・1階には椅子も置いてあるので、その気になれば一日居座って収蔵品を読み倒すことも可能な気がします。館内飲み物売り場とかないので気合は必要ですが(隣にカフェはあり)。

・ガラスケース入りの貴重品じゃない漫画の殆どは手にとって読めるのですが、保全の方は大丈夫なんでしょうか…カバーにラミネートかけたくらいしか保護措置してないような気がするのでちょっと心配。あと、盗難対策とかしてるのかなあ…

 …まあ、こんなところですか。総括としては、京都によったら一度くらい来る価値はあるかなあ、といったレベル、と現段階では申しましょうか。
 確かに戦前の風刺漫画や海外漫画(これは常設ではないですが)、雑誌の収蔵などは現段階でも凄いものがあると思います。ただ、同時に大多数の訪問客が目当てにしているだろうと思われるマンガ単行本のコレクション、これは正直なところいまだ道半ば、かなあと。もっとも、更なるコレクションが続けられるということなので、これは時間が解決することなのかもしれません。未整理のためまだ公開できません、みたいなエリアもありましたし。

 なお、オープン初日は予想より空いていたので「混んでるかも」と思って回避してる方はそこまで警戒しなくてもいいと思います。と書いて明日からいきなり混みだしても私は責任を取りませんが。
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こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
かなり昔の漫画もとりあげはじめています。
よかったら、寄ってみてください。

http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611

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