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2017-03

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NHKが著作権法違反をしていた時代

 今日の復讐もとい復習。

 時は昭和初期、大日本帝国華やかなりし頃。
明治維新によって(割と無理矢理)近代国家の仲間入りを果たした日本、欧米に認めてもらうべく法制度はじめ、設備制度だけはそれなりに立派だったけど中の人は髷だの刀こそなくなったもののまあ、ほら、ねえだった時代。

 当然というか、著作権法なんかもきちんと整備されていたものの、そんなもの気に止める人も少なかったわけで。街には無断翻訳やら脚本無断利用の演劇やらが溢れていたわけです。
 
 そんな帝國にて、とある独逸人が活動を開始します(活動前から来日して、独逸語教師とかやってたらしい)。その名はヴィルヘルム・プラーゲ。欧州各国の著作権機関の代理人となった彼は、著作権ザル天国、日本の有名劇団やら放送局に対し、使用した外国楽曲等の対価として、法外(に当時としては見えた)な料金を吹っかけたり、差止請求やら刑事告発なんかを乱発します。そのターゲットたるや、宝塚歌劇団に松竹歌劇団(告訴)、三浦環のオペラ公演(上演一週間前に差し止め)、でもって日本放送協会(吹っかけられたけれども提案を蹴って、そのおかげで外国楽曲を一年間放送できなかった)。民放なんかなかった時代ですし、日本の音楽関係の文化の発信地の殆どがターゲットになっていたような。それだけ著作権意識が低かった国だといってしまえばそれまでですが。

 で、取り締まるべき法律はあって、それに則って行動しているんだから別に何か間違ったことをしているわけではないのですが、こういう行動に対して感情的に反感を覚えるのというのもまあ、よくわかる話でしょう。当時の文化界、一般庶民、新聞様あげて非難囂々でした。時代も時代ですし。中にはベルヌ条約脱退を主張する文化人もいたとか…

 結局、プラーゲは音楽家達に働きかけて日本にも著作権管理団体を作ろうとするものの、先手を打った内務省が著作権管理事業を許可制にし、さらに自分達が働きかけた団体にのみその許可を与えることでプラーゲを締め出してしまったわけですが。
 その許可を貰った2団体のうち、音楽関係をつかさどる団体が大日本音楽著作権協会。のちに大が取れて日本音楽著作権協会。今のJASRACです。 …生まれたときからトラブルメイカーというかアレでソレなんですね、あの団体。
 
 とりあえず、この話を聞いて「あんまり20世紀末から21世紀初頭の一部世間と変わってないような気がするのはなんでだろうなあ」と思ったとか思わなかったとかは内緒です。
 後者の方はあの団体がどう考えてもおかしくなってるとか著作権法の制度疲労とか技術の発展とか、そういうファクターがいろいろあるわけですけど。だからこそ単なる無知蒙昧より余計たちが悪い、という人もいるかもしれませんけどね。

日本音楽著作権協会 - Wikipedia

はてなダイアリー - プラーゲとは
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NHKが著作権法違反をしていた時代

【記事先】 NHKが著作権法違反をしていた時代   【情報元】 D.B.E 様

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